ユーザ設定

ユーザ設定では、ユーザの追加・削除・編集、アラートメール受信設定を行うことができます。

登録ユーザ一覧

ユーザの一覧

登録済みのユーザの一覧を表示します。

検索フォームにユーザ名、アカウント名、権限を入力選択することで登録ユーザを絞りこむことができます。

ユーザの編集

ユーザ一覧の「編集」ボタンを押すと、編集ページでユーザの各種設定を編集することができます。

「アラート監視メール受信」の設定もこの画面で行なうことができます。※「個人設定」画面でも、設定変更が可能です。

検索フィルタ設定

個人メール検索オプション のライセンスがインストールされている場合には、「ユーザ編集」画面の下に「検索フィルタ設定」画面が表示されます。 検索フィルタとは、「個人メール検索」でのユーザ毎の検索対象を制限するための設定です。デフォルトでは送信メールフィルタには送信者アドレスにユーザのメールアドレスが設定されており、受信メールフィルタには受信者アドレスにユーザのメールアドレスが設定されています。

送信者アドレス、受信者アドレスの入力フォームには、空白区切りでメールアドレスを入力します。 複数のメールアドレスを入力した場合には AND 条件となります。OR 条件でメールアドレスを指定した場合には、「フィルタを追加」ボタンをクリックしてフィルタ条件を追加し、そこにメールアドレスを入力します。 必要のないフィルタ条件は「このフィルタを削除」ボタンをクリックして削除します。

アドレスにドメイン部分(例:@abc.example.com)だけを記述した場合、ドメイン部分が一致する全てのアドレスが検索対象になります。

ユーザの削除

編集ページで「削除」ボタンを押すとそのユーザを削除します。
現在ログインしているユーザを削除することはできません。

新規ユーザ登録

管理ツールにログインできるユーザの作成を行います。

インストール時には、管理者権限をもつユーザが必ず1つ作成されます。

新規ユーザ作成

新たにユーザを作成します。

ユーザ名とメールアドレスと権限グループを入力し、「作成」ボタンを押すとユーザが追加されます。
権限グループはデフォルトで一般ユーザが選択されています。、既存のユーザと同じユーザ名は使用できません。
コマンドラインでのユーザの追加方法は md_useradd コマンドラインツールマニュアルを参照してください。

ユーザが作成されると、入力したメールアドレスにユーザ登録完了を知らせるメールが送信されます。
送信されたメールには自動生成されたパスワードが含まれており、そのパスワードを使用して管理ツールにログインすることができます。

認証連携設定

MailDepot では、既存のメールサーバと連携してユーザ認証を行うことができます。 また、メールサーバとの認証連携では、MailDepot へのログイン時にログインしようとしたユーザが存在しない場合には、設定されたメールサーバに接続して認証を行い、認証に成功すると MailDepot のユーザを自動的に作成することができます。

認証連携を有効にするには、「新規ユーザ作成」画面の下にある「認証連携設定」で設定を行います。

「認証連携設定」画面で入力する項目の意味は以下のとおりです。

認証用メールサーバ設定
メールサーバ認証を有効にする メールサーバを利用したユーザ認証を有効にします。
ホスト名 認証連携を行なうメールサーバのホスト名を入力します。
ホスト名の設定が空欄の場合、 メールサーバ認証連携は無効となります。
ポート番号 認証連携を行なうメールサーバのポート番号を入力します。
ポート番号の設定が空欄の場合、 メールサーバ認証連携は無効となります。
認証方式 POP3, APOP, IMAP の中からメールサーバの認証方式を選択します。
新規ユーザの自動作成設定
ユーザ自動追加機能を有効にする ユーザの自動追加を有効にするかを指定します。
ドメイン名 ユーザのメールアドレスのドメイン部分を入力します。
メールアドレス (変更不可) 自動作成するユーザのメールアドレスです。
ユーザのアカウント名と上記で指定したドメイン名となります。
アクセス権 自動作成するユーザのグループ権限を入力します。
デフォルトでは、一般ユーザが選択されています。

個人設定

現在管理ツールにログインしているユーザの設定を変更します。

各項目を編集し、「変更」ボタンを押すと設定が変更されます。

ユーザ情報

ユーザの情報が表示されます。

ユーザ情報の変更は、「登録ユーザ一覧画面」から行ないます。

パスワードの変更

ユーザのパスワードを変更します。外部認証が有効に設定されているユーザは、MailDepot でのパスワード変更はできません。

アラート監視メールの受信設定

アラートメールを受信するかを設定します。 「アラートメール設定」はアクセス権限が「管理ユーザ」または「運用ユーザ」に設定されているユーザのみに表示されます。

表示設定

検索結果やランキングの表示をカスタマイズします。

「表示設定」画面で入力する項目の意味は以下のとおりです。

検索結果の表示件数: 検索画面の検索結果で1ページに表示するメールの件数を指定します。
デフォルトは10件まで表示します。
検索結果の表示項目: 検索結果の一覧に表示する情報を指定します。
デフォルトでは「取り込み日時」「From」「To」「Subject」「Date」が表示されます。
ランキングの表示件数:
⚹ この設定は「レポート」画面へのアクセス権限を持つユーザのみに表示されます。
ドメインランキング・ユーザランキング画面で表示する件数を指定します。
デフォルトは20件まで表示します。
配送ヘッダ/ジャーナルレポートの出力:
⚹ この設定は、全体メール検索のアクセス権限を持つユーザのみに表示されます。
この設定は、メールの個別表示、個別ダウンロード、個別転送、一括ダウンロードにおいて、
配送ヘッダ ならびにMSジャーナルレポートの出力の有無を指定します。
デフォルトは有効に設定されていますが、全体メール検索のアクセス権限のないユーザに対しては常に無効に設定されます。
設定が有効の場合
Exchange のジャーナルメールに対しては 元メールではなくMSジャーナルレポートを出力します。 それ以外のメールに対しては、配送ヘッダを削除せずに出力します。
設定が無効の場合
Exchange のジャーナルメールに対しては MSジャーナルレポートに含まれる元メールを出力します。 それ以外のメールに対しては、配送ヘッダを削除して出力します。