MailDepot の変更情報
バージョン 3.6 における変更点
MailDepot のバージョン 3.6 における変更点は以下のとおりです。
変更点
- 管理画面を改善しました。
- 表示設定画面にMS ジャーナルレポートの出力を制御するオプションを追加しました。
出力を無効に設定すると、検索メールの個別表示や個別メール転送、一括ダウンロードにおいて、
MS ジャーナルレポートの元メールを出力します。 - 全体検索の検索期間の初期値をシステム設定画面で設定できるようになりました。
- パスワード変更でパスワードに記号文字が利用できない問題に対応しました。
- 管理画面のログイン画面で、ユーザ名にメールアドレスも入力できるようになりました。
- OpenID Connect に対応した認証プロバイダとの OAuth 認証連携に対応しました。
- アーカイブから指定したメールを削除するコマンド md_delete を追加しました。
- 各ミドルウェアのバージョンをアップデートし、安定性を向上させました。
バージョン 3.5 における変更点
MailDepot のバージョン 3.5 における変更点は以下のとおりです。
変更点
- Red Hat Enterprise Linux 9.x に対応しました。
- 各ミドルウェアのバージョンをアップデートし、安定性・性能を向上させました。
- 管理画面のレイアウトならびに操作性を改善しました。
- Milter ソフトウェアにアーカイブの複製・分割の機能を追加しました。
バージョン 3.4 における変更点
MailDepot のバージョン 3.4 における変更点は以下のとおりです。
変更点
- Red Hat Enterprise Linux 8.x に対応しました。
- Web管理ツールに対するアクセスログ記録で、X-Forwarded-Forヘッダに基づいてプロキシサーバを経る前の IPアドレスも記録するようになりました。
- 操作ログのエクスポートで、出力するログ・ファイルのエンコーディングを指定できるようにしました。
バージョン 3.3 における変更点
MailDepot のバージョン 3.3 における変更点は以下のとおりです。
変更点
- メール取り込みにおいて IMAP に対応しました。
- 各ミドルウェアのバージョンをアップデートし、安定性・性能を向上させました。
バージョン 3.2 における変更点
MailDepot のバージョン 3.2 における変更点は以下のとおりです。
変更点
- Red Hat Enterprise Linux 7 に対応しました。
- ドメイン単位の検索に対応しました。
- 全体メール検索で、送信者アドレスと受信者アドレスに、メールアドレスの ドメイン部分だけを指定しての検索が可能になりました。
- 個人メール検索の検索フィルタ設定で、メールアドレスの ドメイン部分のみの指定が可能となりました。 検索フィルタにドメイン部のみを指定した場合には、 メールアドレスのドメイン部分が一致するメールが検索対象となります。 個人メール検索の検索範囲をドメイン単位で制限することができます。
- 各ミドルウェアのバージョンをアップデートし、安定性・性能を向上させました。
バージョン 3.1 における変更点
MailDepot のバージョン 3.1 における変更点は以下のとおりです。
追加機能
- Exchange のジャーナルレポートの Bcc 検索のサポート
Exchange のジャーナルレポートに記録された配送アドレスを利用したメール検索が行えるようになりました。 Exchange 連携において、アーカイブするメッセージがジャーナルレポートの添付ファイルとして保存される場合にも Bcc の検索が可能となります。
- Active Directory サーバとのアカウント連携機能の追加
LDAP サーバに登録されているアカウント情報を MailDepot にインポートする md_ldap_sync コマンドを追加しました。 LDAP プロトコルをサポートする Active Directory サーバに登録されたアカウント情報を、MailDepot のアカウント情報に登録することができます。
変更点
- 添付ファイルのフォーマットとして、Microsoft Visio (2000以降)、Lotus 1-2-3 に対応しました。
- ZIPフィルの中にあるZIPファイルのように、多重に圧縮された添付ファイルの検索に対応しました。 4階層までの多重圧縮に対応します。
- 添付ファイルに対する検索において、圧縮ファイルに含まれるファイルのファイル名を検索対象に加えました。ただし、暗号化された圧縮ファイルに含まれるファイル名や LZH 形式で圧縮されたファイルに含まれるマルチバイトファイル名は、検索されません。
- 送信者アドレスならびに受信者アドレスの検索を、部分文字列検索から完全一致検索に変更しました。
- 検索結果の表示項目に、送信者アドレス (Envelope-From) と受信者アドレス (Envelope-To) を追加しました。
- 管理画面に、システム・ログの表示メニューを追加しました。
- Milter ソフトウェアのバージョンをアップデートし、安定性を向上させました。
バージョン 3.0 における変更点
MailDepot のバージョン 3.0 における変更点は以下のとおりです。
追加機能
- 高速ディスク対応機能
半導体ストレージなどの高速ディスク上にデータを格納することでメール取り込みや検索を高速化できるようになりました。 高速ディスク上の過去のデータは、月次処理スクリプト により自動的に通常のディスクに移動されます。 詳しくは インストール のページをご覧ください。
- Subject ヘッダ・添付ファイルなしメール検索機能
全体メール検索の検索条件に Subject ヘッダ、添付ファイルの有無を指定できるようになりました。
- スナップショットバックアップ機能
ディスク装置の障害に備えて MailDepot に保存されている全てのアーカイブを一括してバックアップするコマンドラインのツールを追加しました。 管理ツールのデータ管理機能、md_backupall コマンドや md_partition コマンドに比べて高速にバックアップ・リストアが行えます。 詳しくは md_snapshot コマンド のページをご覧ください。
- 一括エキスポートコマンド
メールを一括してエクスポートするコマンドラインのツールを追加しました。 詳しくは md_download コマンド のページをご覧ください。
変更点
- 添付ファイルのフォーマットとして一太郎 (8 以降)、RTF、HTML、SGML、XML に対応しました。
- メール取り込み時にメールから抽出した文字列が長すぎて切り詰めるとき、マルチパートの場合には各パートから文字列を切り詰めるようになりました。
- メール取り込み時に Microsoft Exchange Server の拡張ヘッダに含まれる Expanded、Forwarded フィールドを適切に処理するようになりました。
- 日次処理スクリプト でライセンスによるディスク容量制限を超えた場合にパーティションを自動的に検索対象外に切り替えるようになりました。
- 管理ツールの 一括ダウンロード で検索結果の全メールをダウンロードできるようになりました。
- 管理ツールの運用管理に システム設定 画面を追加し、検索結果の最大件数を設定できるようになりました。
- 管理ツールのデータ管理から設定画面を廃止しました。
- 各ミドルウェアのバージョンをアップデートし、安定性・性能を向上させました。
バージョン 2.0 における変更点
MailDepot のバージョン 2.0 における変更点は以下のとおりです。
追加機能
- マルチドメイン機能(オプション)
複数の組織(ドメイン)のメールを1台のサーバで独立してアーカイブすることができます。 組織毎にセキュリティの確保と集中管理が可能で、組織毎の独立した設定管理や最大保存容量の設定が可能です。 詳しくは マルチドメインオプション のページをご覧ください。
- インストール時に初期値として作成するドメイン名の指定が必要になりました。
- 管理ツールにアクセスする際に、URL にドメイン名の指定が必要になりました。
- ドメイン管理コマンドとして md_domain コマンド が追加されました。
- 既存のコマンドラインツールで、ドメイン名の指定が必要となりました。
- パーティション管理ツール (md_partition)
- バックアップツール (md_backup, md_backupall, md_backup_day)
- ログ保存ツール (md_export_oplog)
- ユーザ管理コマンド (md_passwd, md_useradd)
- 個人メール検索機能(オプション)
各利用者が個人単位で送受信したメールの検索や閲覧を行うことができる機能です。 メールの紛失への対策や、削除してしまった過去のメールの検索に利用することができます。 詳しくは 個人メール検索オプション のページをご覧ください。
- 管理ツールに「個人メール検索」のメニューとして、「送信メール検索」、「受信メール検索」 が追加されました。
- 管理ツールへのアクセス制限機能
管理ツールを利用する際、ユーザの権限毎にアクセスできるページの制御が可能となりました。 権限毎のアクセスできるページについての詳細は アクセス権限 のページをご覧ください。
- メール検索結果の一括出力機能
管理者による全体メール検索、または個人による個人メール検索において、メールの検索結果一覧を CSV 形式でダウンロードする機能と、検索結果の全てのメールを zip 形式でダウンロードする機能が追加されました。 詳しくは、CSV ダウンロード 及び 一括ダウンロード のページをご覧ください。
- 配送アドレスによるメール検索 (Bcc検索)
配送アドレスによるメール検索が行えるようになり、Bcc の検索が可能となりました。
この機能を利用するには、メールの配送先情報の取得が必要となるため、対応するメールサーバが制限されます。 また、MailDepotにおいて配送ヘッダの設定を事前に行う必要があります。
- 認証連携機能 (メールサーバ認証連携機能)
管理ツールにユーザがログインする際、既存のメールサーバと連携して認証を行うことができます。 メールサーバとの認証連携により管理ツールのユーザの自動登録が可能となります。 詳しくは、認証連携メールサーバ設定 のページをご覧ください。
変更点
- 管理ツールのライセンス登録画面が廃止されました。
- 管理ツールの 全体メール検索画面のインタフェースが改善されました。
- メール検索の検索文字列に空白区切りで複数条件を指定した場合の動作が、OR 検索から AND 検索に変更されました。
- ユーザ設定に関するインターフェイスが変更されました。
- 管理ツールのディスク管理画面が廃止されました。
- 管理コマンドのプログラム名が変更されました
- MailDepot の再インストール後のバックアップファイルのリストア手順を改善しました。
- 各種ミドルウェアをバージョンアップし、安定性・性能の向上を行いました。
ライセンス管理は、コマンドツールで行なって下さい。 詳しくは md_license コマンド のページをご覧下さい。
検索結果一覧にて、絞り込み検索の入力フォームを隠す事ができるようになりました。
詳しくは、検索文字列の説明のページをご覧下さい。
管理ツールのアクセス制限機能ならびに外部認証連携の追加により、設定項目が変更されました。 詳しくは、ユーザ設定のページをご覧下さい。
ディスク領域の追加は、コマンドツールで行なって下さい。 詳しくは md_diskadd コマンド のページをご覧ください。
| 変更前 | 変更後 |
|---|---|
| md_backup.php | md_backup |
| md_backupall.php | md_backupall |
| md_backup_day.php | md_backup_day |
| md_diskadd.php | md_diskadd |
| md_diskdel.php | md_diskdel |
| md_export_oplog.php | md_export_oplog |
| md_partition.php | md_partition |
| md_passwd.php | md_passwd |
| md_useradd.php | md_useradd |